COLUMN

Destiny is Negotiable 占いで幸せになる方法

7月7日(火)から6日間にわたって開催されてきた『占いフェス at home』。 いよいよ最終日となる7月12日(日)には、世界的に活躍されているマギー・ハイド先生、日本を代表する鏡リュウジ先生という大御所占星術家が満を持して登場。特別講演『Destiny is Negotiable 占いで幸せになる方法』が行われました。

マギー・ハイド先生はケント大学で文学修士号を取得し、一流教育機関「カンパニー・オブ・アストロロジャーズ」を創設した、まさに英国占星術の権威。鏡リュウジ先生とは同志であり友人という関係。そんなマギー先生は、「占いへの誤解」に対して懸念を示していました。

占いは運命を決定づけるものではない

私たちは占いに行くと、「あなたはこういう運命です」と言われると思いがちです。運命なら仕方がない……未来は変えられない……そんなふうにガッカリしてしまいそうで不安ですよね。ですが、実際にはそうではありません。占いは目の前にある問題を解きほぐし、視点を広げてくれるものなのだそう。

星の動きは運命と紐づいておらず、星の動きは宇宙からのメッセージと捉えるべきだとマギー先生は主張します。
なぜなら、もしも『星の動き=運命』であれば、私たちの運命は変更不可能になります。技術的には何百年先まで星の運行を正確に予測することができます。『星の動き=運命』だとしたら、私たちの生まれて死ぬまでの運命は、まるで時計仕掛けのようになってしまいます。

宇宙のメッセージを受け取る占星術『カターキー』

マギー先生を始めとする占星術家は、古代の占星術やその原点を紐解き、『カターキー』という占星術を唱導するようになりました。
簡単に言うと、生年月日のホロスコープだけではなく、占いたいタイミングのホロスコープを読むことで、相談者が置かれている真の状況や、これから起こることの予兆、幸運を掴むための道筋を占うものだとか。

マギー先生は『カターキー』のことを、神々(知性ある宇宙)に問いかける行為だとします。「どうすればいいのかサインを送ってください」とお願いすると、明確なサインがそこに現れます。占星術のシンボルを使って、神々と対話することこそが真の占いです。

真のメッセージを知りたいなら真の願いを知りなさい

ただし、ぼんやりした願い事にサインは降りてきません。「私は結婚できますか?」「30才になるまでお金を儲けることができますか?」という質問は空疎な質問であり、魂に根差していません。魂に根差した質問でなければ、正しい答えは得られないそう……。
また、「AとBどちらがいいですか?」という質問でも、『カターキー』の占いはうまく作動しません。宇宙に決断を委ねることはできないのです。まずは自分の真の願いに従ってAかBかを選び、選んだほうについて質問をすると、メッセージが受け取れます。

真に幸せになりたい人は、自分の運命にイニシアティブを持っていて、願い事がクリアです。そういった状態は宇宙の意志と合致しているので、神々との対話が発生します。
しかし、対話は目には見えませんから、占星術のシンボルを使って「見える化」し、メッセージを受け取ります。それが『カターキー』の極意なのだそうです。

運命はネゴシエートできる

自分が本当に知りたいことをちゃんと知る。そうすれば、『カターキー』を通じて神々と対話ができ、どうすれば望む方向に未来を創造できるか示してくれるとのこと。
つまり、私たちは意志を明確化し、サインを読みとり、自分で自分をナビゲートする必要があるのです。
大きな視点を持つ神々のメッセージを受け取り、そしてそれをヒントに自分の道を切り開いていく。運命は交渉可能で、ネゴシエートができるものなのです。

まとめ

占いが私たちに教えてくれるのは、決して「運命の機械(マシン・オブ・ディスティニー)」などではなく、むしろ「運命は固定されたものではなく流動するもの」ということ。そして、よりよい選択をするために使われる古代からのライフハックのようなものなんですね。

最後に

深い知見のあるおふたりの国を越えたトークに思わず引き込まれる90分でした。占いへの理解がますます深まり、いますぐ『カターキー』を実践したいほど!(その前に自分の“真の願い”をクリアにしなければ……)
『カターキー』はいわゆる『ホラリー占星術』として、日本でも広がりを見せています。ぜひ、占いに行くときの参考にしてみてくださいね。